Episode 10「カリスマ、登場」

影菟「「そう言えば、お前誰だ?」

???「獄符・千本の針の山」

答える気ねーのかよ

影菟「火符・虹色の伝説」

ナイトメア (流符・ワンダーガトリング)

???「ほう、おもしろい、よく私の弾幕を無傷で
済ませたな。お前の名を聞いてやろう。
私の名は『レミリア スカーレット』、こ
の館の主だ」

影菟「だったら話が早い、この霧、消してくれない
か?迷惑なんだよ」

レミリア「嫌よ」

影菟「何でだよ」

レミリア「だって私がこの幻想卿を支配するための
霧だもの」
影菟「一応、聞いておくが、この霧を消す方々は」

レミリア「私を倒す、それだけよ、この霧を消す
方々は」

影菟「分かったよ」

俺は背中から剣を抜いた。

レミリア「ほう、この私と戦う、と、おもしろい、
相手してやろう」

レミリア「神槍・レーバテイン」

そう言うと、レミリアは自分の身長の二倍以上大槍を握った。

影菟「なぁ、レミリアさんよ、そんなデッカイ槍、
お前に操れるのかよ」

レミリア「ああ、勿論操れる」

影菟「だったらいいさ……いくぞ!レミリア

レミリア「さあ、来い!」

影菟「斬符・スキルネイル」

レミリア不夜城レッド」

影菟「(もう一度)斬符・スキルネイル」

レミリア「獄符・千本の針の山」

影菟「のわっ、」

体制の崩した俺にレミリアの槍が飛んで来る

レミリア「ほう、よく避けたな」

そう、『避けた』と言っても直撃は避けただけで、肩を掠めたのだが………。

影菟「くっそー、斬符・スキルネイル」

俺は、あえてレミリアの足元目掛けて2連切りを放った。

レミリア「もう読めている!」

そう言って上に飛んだ………が

影菟「俺の技は剣技だけじゃないぜレミリア
脚符・ステップラダー」

脚符・ステップラダー、日本語で脚立、この技は斜め上に5連蹴りする。

レミリア「グハァー!」

影菟「………終わったな……っお、霧が消えてく」

美鈴「グァ!」

部屋の外にいたはずの美鈴が俺の後ろまで転がってきた。

影菟「お、おい!美鈴!大丈夫か!……ってき、気
絶してる?」

???「アーア、オネエチャン、コワレチャタ…」

影菟「ナイトメア、憑依解除…ナイトメア、美鈴を
安全な所に」

ナイトメア「分かった、気を付けろよ」

影菟「ああ」

???「アッ、アタラシイオモチャミーツケタ」