Episode 5 「鉄壁の門番」

影菟「がはっ」

美鈴「結構しぶとかったですが、もう終わりです」

影菟「悪いな、俺は諦めが悪くてな」

そう言って俺は美鈴に突進し、右から左へ斜め切りをする。__がやはり避けられる。

美鈴「気符・地龍天龍脚」

俺は左に剣を振り切っていて普通ならもたついた俺に美鈴の必殺の蹴りが入る
______『普通』ならね______

俺は左に振り切っていた剣をバネのようにはねあげ正面から蹴りを放つ美鈴の蹴りを迎撃。もたついた美鈴にさらに3連続の斬撃をおみまいしてやった。

美鈴「な、何で」

影菟「知りたいか?俺の能力『剣技を操る程度
の能力』のおかげさ。
ちなみに、今の技は片手直剣OSS(オリジ
ナルソードスキル)『スキルネイル』5連
続技だ」

美鈴「マジですか、本気で行きますよ!」

美鈴が再び蹴りの体制に入ったので、俺は地面 に剣を突き刺し「知ってるか?」とたずねた。

美鈴「え、」

影菟「知ってるか?空って、『堕ちる』んだよ」

美鈴「何を行って…!」

美鈴が門にしがみついた瞬間、世界が逆さまになった。

美鈴「何これ…あり得ない!」

影菟「俺は生まれつき能力が三つあるんだよ」

美鈴「なっ、まっまさか!」

影菟「一つ目は『剣技を操る程度の能力』
二つ目は『あり得ないを操る程度の能
力』
三つ目は、、、まだ教えられないな」

美鈴「くそぉーだ、だったらこれでどうだ!」

正直驚いた、あいつ、気を使って地面を作ってこっちまで来たことに…

美鈴「華符・彩光蓮華掌」

拳技か、って剣が使えねぇんだったな、だったら」

影菟「咸符・シグナルパズル」俺は美鈴のパンチを紙一重で避けると二回蹴りを打ち込んだ。

美鈴「グっっ」

________世界が戻る________

美鈴「まっまだッまだですっっっ」

再び美鈴が攻撃体制に入る__がまだ俺の技はさっきの蹴りで終わりではない。

美鈴の腹に俺の必殺のパンチを叩き込む

影菟「気絶…したな…」

俺は、この時、紅魔館に入るか少し迷った、
___が俺は美鈴が起きるまで待つ事にした。
理由は一つ、道が分からないからだ。

俺は少し体を休めようと門に背中を預けようとした___瞬間に俺の視界が真っ暗になった。