Episode 21 「命の危機」

霊夢「影菟!大丈夫!くっまずいこのままだと影菟が」

私は、影菟の毒を消すような技を持っていないしHP を回復させる技も持っていない。

???「治してあげましょうか?」

霊夢「誰!………って、紫じゃない、何で…」

紫は『スキマ』と呼ばれる空間を使うことが出来てこのスキマを使えば何処でもあっという間に来ることが出来る。

紫「言ったでしょう、治してあげましょうかって」

霊夢「………何企んでるか知らないけど……お願い影菟を……」

紫「何も企んでないわよ、ただ、あの人に借りがあるのよ、ただそれだけよ」

そう言って紫が影菟の腹部に手をかざすと複雑な立体魔方陣が影菟を包んだ。

紫「これで終わり、後五分もすれば元どうりよ、ねぇ霊夢、影菟を私の家に連れていくわね」

霊夢「どうしてよ」

私は、影菟を離したくなかった。

紫「今の技で元には戻るけど、少し後遺症が残っちゃうの、だから、家でもっと強力な技をかけるから」

霊夢「分かった、………影菟に後遺症が残ったらただじゃおかないから」

紫「大丈夫、私を信じなさい、絶対助けるから
………じゃあ、二週間程度預かるわよ」

そう言って紫はスキマの中に消えていった。

霊夢「…………………さて、何しましょう」

霊夢「………あっ、そう言えば、あの忍者は!………あーあ逃がした、でも、もう操られていないだろうし………寝るか」

______とある場所_______

???「これで三人目だな、後もう少し、後もう少しで我計画は、……くくく、ハハハハ!………………終わりだ博麗、星月、……ハハハハハハハハハハハハハハハ!」